瞑想をやってみよう!
近年、瞑想はメンタル改善の方法として注目されています。グーグルやアップル、ヤフーなどの大企業でも取り入れられています。そんな瞑想の方法をこのサイトではお教えします。
興味はあってやってみたいけど難しそう、どうやったらいいかわからない人に読んでいただければ幸いです。瞑想はお坊さんの修行のように難しいものではなく、誰でも簡単に実施することができます。
瞑想のメリット・効果
まずは瞑想のメリットについて3つ紹介します。
瞑想は脳の前頭葉の強化に効果的と言われています。前頭葉では意思決定や状況判断、記憶の保持などといった役割を担っています。記憶力と言われると海馬を思い浮かべますが、実は前頭葉も記憶の処理に関与しています。前頭葉は状況を判断することで今何に集中するべきなのか、優先順位を決めることができます。
勉強に集中できない、優柔不断、暗記が苦手などの悩みを抱えている人は瞑想をやってみることをお勧めします。
前頭葉によって私たちは喜怒哀楽を感じることができています。また、過剰な感情も抑制する働きもあるため、感情をコントロールできるようになります。
ちょっとしたことですぐにイラ立ってしまう、ネガティブになってしまう人に効果が期待できます。
マサチューセッツ大学の研究で、瞑想をしている人はしていない人に比べて、ストレスが36%軽減されることが証明されています。また瞑想によりストレスホルモンであるコルチゾールの減少も期待できます。
瞑想のやり方
瞑想を始めるのは簡単で背筋を伸ばし呼吸に集中します。座り方はあぐらでお尻が痛い場合はクッションや座布団を敷いてください。基本的にはこれだけです。
時間は数秒~数時間で自分が無理なく続けられる時間で問題ありません。
瞑想には様々な種類があります。その中で初心者の方でも実施しやすい3つの方法を紹介します。
この瞑想は呼吸に集中する瞑想方法です。初心者の方にはこの方法がおすすめです。鼻から空気を5秒かけて吸い込んで、口から5秒かけて吐きます。この時に余計な思考をしないようにしましょう。実際にやってみると様々な思考が浮き上がってきますが、そのことについて考えないようにして、ただ呼吸に集中しましょう。
呼吸の回数を数えても良いです。考え事をしないで、今に集中することが重要です。
この瞑想は足の裏に集中する瞑想方法です。歩けるスペースがあればどこででも行うことができます。靴を履いていてもかまいません。足の裏に意識を集中させます。そして、足の裏が地面に着く、地面から離れることに集中します。慣れてきたら足の裏のどの部分が今地面に着いているか離れたかなどを意識できるとより効果を発揮します。
この瞑想は瞑想中に思い浮かんだ思考を客観的に観察する瞑想です。例えば「今日は何をしようかな」と考えてたら、自分は「今日は何をしようか考えている」という風に行います。ゆっくりと呼吸をしながら自分の思考や感情を観察します。
この瞑想方法は比較的集中力を要するので初心者にとっては難易度は高めです。しかし、この瞑想は短時間で得られる効果が大きく、自分を客観的見られるようになります。
瞑想ができているのか分からない時
瞑想を実際にしてみると本当にできているのか分からないときがあると思います。そんな時は以下の3つのポイントから判断してみてください。
1,時間の経過が早く感じる
2,体の緊張が少しでも和らぐ
3,呼吸が深くなる
これらのポイントを達成できていれば瞑想できていると言えるでしょう。